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2008/04/16

2回の自己血採血

 最終同意確認が終わり、先日、2回に分けて合計800㏄の自己血を採取しました。

 これは、骨髄を採取した際に、あらかじめ保存しておいた自分の血を戻すためのものです。

 自分の血ですから、輸血に伴う感染症等を防止することができるというメリットがあるそうです。

 当然、採取する骨髄の量に応じて自己血を採取するのですが、今回、私が提供する患者さんは、30歳代の男性で、採取予定量は1200㏄とのことでした。

 採取後は自己血を800㏄戻して、残り400㏄は輸液(生理食塩水でしょうか)でカバーするそうです。

 1回目の自己血の採取と日程を合わせて、最終的な血液検査と、麻酔医の診察も受けました。

 しかし、ここでトラブル発生。

 血液検査のための採血後に私とコーディネーターが診察室の前で待っていると、まずドクターがコーディネーターだけを呼び入れました。

 しばらくしてから私も呼び入れられました。

 ドクターの手には血液検査の結果が。

 ドクターが引きつった笑顔で、

    「実はですね・・・・、コレステロールの値が300を超えてまして・・・・・。」

と切り出しました。

 私は

    「えー! 300ってなんだろう。いつも220くらいなんだけど・・・・。もしかして、ここでアウト?」

と顔をひきつらせてしまいました。

 続いてドクターが

   「もしかして、今日、お食事されて来ました?」

と尋ねますので、私は

   「はい。パンにピーナッツバターをたっぷり塗って食べてきました。」

と答えました。

 だって、コーディネーターさんから

   「食事は食べてきていいですよ。」

とはっきり言われていたんですから。

 ドクターは椅子からコケそうになりつつ、

   「あ・・・・、そうですか。そうだったんですね・・・・。じゃあ、大丈夫ですね・・・。いや、これが空腹時だったら骨髄提供の以前にご自身の治療をしないといけないもんで・・・・。」

と答えるや、コーディネーターさんは

   「私が食べて来るようにご案内しまして・・・・。」

とバツが悪そうに説明しました。

 いや、驚きましたよ。本当に。

 一瞬ですが、患者さんに申し訳ない気持ちで頭の中が真っ白になりました。

 血液検査の結果確認後、400㏄の自己血採血。

 献血と量的には変わりません。

 しかし、献血と違うのは、

     400㏄抜いた後に、400㏄輸液(生理食塩水)すること

です。サービスがいい・・・。

 個人的にはジュースを飲ませてもらえる方が良かったような気が・・・・。自己負担で輸液にビタミン剤でも入れてもらえればなお良かったかも。

 採取した自己血は日赤の血液センターで保存してもらうそうで、3週間以内であれば特別な処理は必要なく、それ以上の保存の場合は処理(薬品を加えるのかな?)が必要なんだそうです。

 私の場合は1回目の自己血は処理をして、2回目はそのまま保存するようにというドクターの考えで採血の日程が調整されました。

 自己血採血の後は心電図や肺活量などの検査も受け、さらに麻酔医の診察を受けて、最終的なGoサインが出ました。 

 採取予定日の3週間前に2回の自己血採血をして、いよいよ採取です。

 今は体調を崩さないように気をつけております。そして、患者さんが無事に移植を迎えられるように祈っております。

 本当、患者さんの順調な推移を祈ることしかできません。

 私自身は、もう不安は何もなく、入院中に読もうと文庫本を買い込んだりしております。ちょっと出張に出かけるくらいの気持ちです。

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コメント

自己血採血の後に生理食塩水を入れたのですか、病院によって違いますね。

自分のときはコレステロールは問題なかったものの、入院の前日・当日と走って準備していたら、入院直後の採血でCK値が高くなってしまい、担当医と麻酔医に心配をかけてしまいました。結果的には採取OKとなりましたが。

投稿: とおりすがり | 2008/04/24 23:09

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